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KO_House現場監理記録 アーカイブ

2011年03月03日

敷地調査

2009年6月15日

この日は最初メールで連絡をいただいてからお会いして、敷地の位置や希望などのヒヤリングを終えて役所で敷地の属性を調査の上、どんなプランが良いかを頭に描きつつ現場に立ちました。

周囲はごらんのように広々した田園風景が広がっています。

市街からはちょっと離れていますが、5分も歩けば近くには小学校やコミュニティーセンター、木曽川もあります。

買い物にも車を使えば10分もすれば不便は無いという私の住んでいる地域から見れば羨ましいくらいでした。

夏には花火大会が近くであり、それを踏まえた設計も条件の一つです。

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2011年03月09日

現地調査

2009年11月2日

敷地の詳細な寸法調査をするために現地を訪れました。

道路の幅、水路の幅、深さ、敷地と道路の高低差、道路や敷地の勾配などの測量と共に重要なのが、土地の方位や水路の水がどちらへ流れているか、道路の雨水がどちらへ流れるか、など自然現象との取り合いです。

建物にどのように太陽が当たるか、台風のときどちらから風が吹き付けるか、大雨で水路が溢れる事がないか、などです。

これらのことは使いやすさやデザイン、災害に備えた設計を考えるという意味だけではなく、建物に取り入れるエネルギー、太陽や風のことも考えます。

そこまでいくと設計の意味、裾野の広がりを感じませんか。

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2011年03月14日

地鎮祭

2010年10月8日

地鎮祭の日です。

すみません、記念の日でしたが肝心な建築主のご一家おそろいの写真がありませんでした。

敷地周囲のみなさんへの挨拶回りも済ませて、建物の位置を地面にロープで引っ張っておいたのを目安に確認をしていただきました。

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2011年03月23日

地盤改良工事

2010年10月13日

地盤改良工事の日です。

表層改良といって現地の土と石灰分主材の地盤改良材を混合してべた基礎の耐圧盤の下に、さらに1.8mの石灰の硬い座布団を敷くようなものです。

地盤改良工事終了後にコア抜きといって現場の資料を採取して強度を確認しておきます。

この現場の地盤調査の結果では、木造の建物の重量を安全率を見込んで延べ面積1m2に対して2トンと考えると、それに対して充分な処置と判断しています。

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下の写真のようにローラーで転圧をかけます。

べた基礎下部の地中梁のへこみの形状が見えています。

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2011年04月17日

浄化槽設置

2010年10月26日

合併浄化槽を埋設しました。

4方に沈下防止用の鉄筋コンクリートの柱を立てました。

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2011年04月18日

ヨウ壁

2010年10月15日

ヨウ壁の工事を確認に来ています。

造成工事で作られているコンクリートブロックのヨウ壁が既設で残っていますが、敷地全体の高さを上げなければなりません。

既設のコンクリートブロックのヨウ壁は、基礎も配筋も施工の記録が残っており、強度を確保してあるのが確認できたので、これを抱き込むように新しい鉄筋コンクリートのヨウ壁を作ります。

「スクラップアンドビルト」は美徳ではありません。

どの現場も基本はそこにあるものを次に生かす基本的な考え方を持ちたいものです。

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敷地排水用に現場にあった側溝も建物完成後も、そのまま排水路として利用します。

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2011年04月23日

基礎均しコンクリート

2010年11月2日

基礎の均しコンクリートを打った日です。

中央付近の窪んだ部分は地下室になる部分です。

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2011年04月26日

基礎下シート敷き

2010年11月6日

基礎の下の防湿シートを敷きました。

0.2mmの時間経過で劣化しない性質のものを敷くことを旨としています。

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地下室部分の工事が出来ています。

床面積に参入されない、最高高さ1400未満の地下室です。

床下が床上の空間と温熱的にほぼ同一条件となる基礎断熱では、物置となるにしても面白い空間になるのではと、設計者としては楽しみにしています。

防水も重要な条件で土と接する外部側には塗布防水がされています。

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2011年04月28日

基礎の鉄筋

2010年11月10日

地下室の部分がへこんで見えています。

先にお見せしたブロック部分の内側を防止処理をしてさらにその内側にコンクリート打ち込みます。

この日は配筋の状況を確認に現場へ来ました。

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2011年05月04日

基礎コンクリート打ち

2010年11月15日

基礎のコンクリート打ちの日です。

地下スペースの部分を先打ちしています。

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品質試験の結果です。

スランプ18cm、塩分濃度0.05kg/m3、空気量5%、気温18度c、コンクリート温度14度c、です。

彼は事務所の河合君です。

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これはコンクリートの入荷伝票。

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設備の配管が基礎の地中梁を貫通する部分には、排管を入れておきます。

ご覧のように斜め勾配で外部へ抜きます、基礎に力が加わっても排水管に支障のないよう製品化されたものを入れてあります。

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2011年05月06日

基礎型枠

2010年11月19日

基礎の立ち上がり部分の型枠を組みました。

建物の外周部の基礎は立ち上がりと地中梁を同時打ちとして一体化を計りました。

これは建物の外周には内部より大きな地震力が加わると考えられるからです。

内部については施工の精度を優先してベース部とは別にコンクリート打ちしますが、そのためにその下にはベース部と同時に地下部に地中梁を同時打ちにて入れてあります。

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2011年05月11日

木材の検査

2010年11月20日

木材の検査の日です。

化粧材を重点的にヒノキの柱、梁などがどこにどういった納まりで取り付けられていくかを一本一本確認しておきます。

図面上ではなく、現物を前にして打ち合わせしておくことです。

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2011年05月16日

基礎の打ち上がり

2010年11月26日

基礎のコンクリートが打ちあがりました。

基礎立ち上がりの内側には断熱材のアキレスウレタンボード、基礎スラブに斜めに突き出ているのは、排水の配管です。

この現場では、強度のある既製品を使うことにより、基礎地中梁内に埋設することにしました。

排水管の維持管理に対する配慮です。

もうひとつものすごく大切なこと、それは基礎のベースと立ち上がりを同時に打ち込んでいるということです。

これは地震に対する基礎の強化というだけでなく、木造にとって最大の敵、繁殖力の強いヤマトシロアリの進入を防ぐ最も有力な方法です。

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2011年05月21日

木材の再検査

2010年12月10日

1回目の木材検査のときには用意されていなかった梁の化粧材を確認に来ました。

梁は柱に比べて断面が大きいだけに節が表面に目立たない材料は貴重です。

良い材料が見つかりました。

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2011年05月23日

建て方前の養生

2010年12月15日

建て方前の準備期間に入っています。

現場はこのように綺麗に整理して、土台敷設から材料搬入までスムーズに行くような段取りに余念のない期間です。

特に建物と東側通路には大きな重機は通過できない事情があり、南側の庭園の工程に支障がないかのチェックがポイントです。

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2011年05月24日

建て方準備

2010年12月18日

建て方の準備をしています。

足場は必要な箇所を先行しておきます、同時に土台の下に敷く気密レールの品物の確認と施工の要領を打ち合わせしておきます。

いよいよ大きく現場が動きます、現場を見ていても楽しみな時期の始まりです。

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2011年05月25日

建て方第1日目

2010年12月21日

綺麗に晴れました、建て方の第1日目です。

プレカット図を前にあれこれ納まりの打ち合わせ、材料の吟味、検査機関検査との日程管理、建て方後の他工程との取り合い、などなど、これまでの準備が全てスタートです。

何回立ち会っても建て方は気持ちのいいものです。

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2011年05月27日

建て方2日目

2010年12月22日

建て方の2日目、道路側正面の車庫の進行具合です。

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針葉樹構造用合板が入荷してきました、規格ラベルの記録をしておきます。

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防水のゴムアスルーフィングも入荷してきました。

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2011年05月29日

建て方2日目

2010年12月23日

建て方の2日目、外壁には耐力壁のダイライトが張り始められています。

継ぎ手や屋根仕舞い釘の種類打ち損じなども見てみます。

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2011年05月31日

建て方4日目

2010年12月24日

建て方の4日目です。

建物は住宅と車庫兼塾の2棟ですが、建て方は2棟を同時に建てました。

4日目で全体の輪郭が出てきました、建物の周囲を歩いてみて充実感に浸りながら何か気がつくことがないかを考えています。

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木造で軸組み工法の釘は構造的に重要な縁の下の力持ち、構造用合板に打たれた釘のピッチや沈み具合や仕様の確認しておきます。

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2011年06月03日

玄関の軒裏

2011年1月7日

建て方で概観が出来てきた後は構造金物、構造面材、屋根材、防水ゴムアス、など、それぞれの施工に移ってゆきます。

玄関の軒裏の化粧ヒノキ板は木材検査でも吟味を重ねていた材料ですが、下のように張りあがってきました。

張りあがりは綺麗に出来上がってきました、種々の現場で何度も見てきていますが、何度見てもいいものです。日本家屋の象徴のようにも感じます。

後ろに見えている人間が力瘤を作っている絵が描かれているボードが張られていますが、これは構造面材のダイケンダイライトです。
構造用の針葉樹合板の進化させたもので、耐水性、せん断性能、防火性も兼ね備えています。

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2011年06月06日

屋根と外壁の取り合い

2011年1月10日

外壁と屋根の取り合い部分は住宅の寿命を決定してしまうほどの重要な勘所です。

聞けば誰でも分かる、けれど見過ごしてしまうことも多いのがこの部位です、何のためでしょうか?

「雨漏り」という古典的な障害を防ぐためです。

防水のゴムアスの立ち上がり高さを30センチ以上、という項目は住宅性能保証の大きな目的の中核です。

ダイケンのダイライトを使っている理由は画像の中にはっきり書いてありますので再掲しません。

基本事項を点検に来た日でした。

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2011年06月08日

構造金物のチェック

2011年1月21日

建築士なら誰でも知っている在来木造軸組工法の継ぎ手や仕口の金物補強です。

不思議な話ですが、この金物補強が常識化したのはほんの10年くらいの変化ではないでしょうか。

性能保証の保険検査の普及が始まるずっと以前から当事務所ではこの検査は実行していました。

新開発の工法の採用より、基本はやはり金物補強ではないでしょうか。

下はコーナー金物、邪魔にならずにうまく納まります。

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ホールダウン金物は柱と基礎を固定する金物です。

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筋交い金物は柱と筋交いを固定します。

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2011年06月10日

車庫のドア

2011年1月22日

この日は打ち合わせ会の日、議題の一つ、車庫の出入り口アルミサッシの選定について前例のドアを確認に参考現場を訪れています。

車庫の車の出し入れというのは現代人の習慣、当たり前すぎて存在感が薄くなっていますが住宅のなかで大切な部材です。

シャッターは確かに便利ですがガラガラ音がイメージが暗くて、下ろした状態の絵が暗くて嫌いです。

スプリングが長持ちしなくて売れてる割には評判が良くないようです。

この現場では、やはりアルミの引き戸をお勧めしました。

引きの重さやデザインなどの実用性を確認しているところです。

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2011年06月14日

下屋根の通気

2011年1月27日

下屋の屋根は納まりが難しい部分があります。

ゴムアス防水の立ち上がり寸法の確保と垂木間を軒先から上がってくる通気を画像のこの部分で瓦の隙間に吐き出すという方法をとっています。

バー状の黒い部材には雨漏りを起こさない工夫がされています。

説明されると簡単な理屈なのですが、現場での実行は確認が必要な事柄です。

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2011年06月17日

屋根の棟通気

2011年2月7日

屋根の一番上、棟には軒先から野地板の下を通過してくる通気を排出する部材を取り付けます。

四角にテープでとめてある水下側の長辺には通気穴が開いています、野地板に開いている穴からそこに空気が吹き上がってくる仕掛けです。

屋根のてっぺんに乗って確認の日でした。

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2011年06月24日

製作家具のショールーム見学

2011年2月5日

居間やダイニングには北海道の注文製作家具を入れます、この日は建築主さんとショールーム見学でした。

居間のテレビボードのモデルデザインは向こう側に見えている家具です、シンプルですが決して洋風ではなくむしろ和風の落ち着きがあります。

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ダイニングテーブルは円形ですが、楕円に伸縮できます。

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家具の造りは永年の使用に耐えるようです。

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2011年06月26日

床組みと配管

2011年2月8日

ダイニングとなる部分から居間の方向を写しています、床の下地となる大引きが規則正しく並んでいます。

この上に根太を並べて捨て張りの合板を張るという順序になりますが、ご覧のように柱の足元が基礎だけでなく土台や大引きでも縦横に繋がれている状態を作ることにしています。

これは日本の伝統工法からの耐震上の知恵で、つい忘れがちなことなのです。

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サヤ管の配置が始まっているのを確認に来た日でした。

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2011年07月01日

サッシ取付け

2011年2月15日

どの建築主さんも設計図さえあれば全てその通りに建物が出来上がっていくものと思ってみえるのではないでしょうか。

サッシの取り付けは設計図の通りになるかどうかを意外と左右してしまうのです。

納まり位置や寸法、現場の状況やサッシメーカーの仕様の変更、取り付け説明書の不備まで見張っていないと知らないうちに設計変更されてしまっていることも、現場側の悪意はないのですが。

サッシの取り付け時期には現場での打ち合わせはサボれません、一つ一つを確認してゆく、そんな日でした。

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2011年07月03日

foボードは熱を反射する

2011年2月19日

屋根面の垂木の下端にfoボードを張りました。

ダンボールが張られているように見えているかもしれませんが、見えてない上面は銀色の熱反射塗料が塗られており、それが優れものなのです。

foボードのさらに下面には断熱材のアイシネンが吹かれるわけですが、垂木の下面に張ることによって垂木の高さ分は通気層となって反射で暖められた空気が屋根の棟に向かった吹き上がり、棟の通気部材から外部に逃げるということです。

何気ない技術にも思えますが、省エネにかなり寄与しています。

その納まりの確認に来た日です。

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2011年07月04日

デュポンタイベック

2011年2月19日

外壁の耐力壁にダイケンダイライトを張り、その上には「デュポンタイベック」という透湿防水シートを張ります、その上に通気層を作る縦ドウブチを打ちます。

さらっと「透湿防水」といいましたが、湿気は通過するが防水性能はあるという性能はこのタイベックがピカイチなのです。お値段もそれなりの製品です。

外部の環境から室内を守るということに拘るとここで手を抜くわけにはいかない・・・・といことでしょうか。

隅々までキチンと張られているのを確認に来た日です。

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2011年07月06日

アイシネン吹込み

2011年2月23日

断熱材のアイシネンを外壁内全周、屋根面全面に吹き込む日です、画像はアイシネンの吹込み専用カーです。

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正面が建物の西側の和室となる外壁側、左手がベランダの下面の吹き込み部分が見えています。

柱のサイズ120の厚みまで吹き込んで発砲してはみ出た部分を包丁のお化けでそぎ落としているところです。

信じられないかもしれませんが99パーセントが空気です、断熱は空気の力である証拠のような数字でしょう、軽いから躯体への重量負担はほとんどありません。

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2階の吹き抜けから北面を見ています、他の発砲系の断熱材との大きな違いは空気を包む気泡の形です。

ひとつひとつの気泡は独立してはいません、連続性があるためにその中に水蒸気となった水分がとどまら無いという点です。

木と同じく呼吸をして結露を起こすことが少なく断熱性を確保するのはアイシネン以外にはないようです。

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2011年07月11日

外部の見切り

2011年3月7日

建物には仕上げ材が切り替わったり、仕上げる方向を変えたり、あるいはデザイン効果を期待して使用する「見切り」というものがあります。

建築のデザインではある意味哲学的に大きな意味を持つ、なんでもないけど大きな効果を生むことがあるのも、この「見切り」です。

車庫の外壁には一般的な化粧サイディングを使いますが、木製の見切りの存在によって蔵の漆喰のイメージが出ないかと考えています。

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外壁の出角、入り隅、材料の目地などの細部は意外と重要な部位です、ひとつひとつ確認しておきます。

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2011年07月14日

ベランダ手すりの防水対策

2011年3月12日

根強い人気のあるベランダ、建築主さんの多くは物干しスペースとして、2階の南の開口部を大きくするためといった目的でしょうか。

現場を監理する側としては雨漏りの防止対策を講じておくことに神経を使わなければなりません。

ベランダの立ち上がり壁は意外と漏水していることが多い部位、通気層は必要ありませんので防水シートで2重に包んでしまっておきます。

立ち上がり壁は雨のよく当たるので、何年かの経年変化で雨だれで汚れていたりします、色や材質も注意しておきます。

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2011年07月16日

釘のピッチと合板の材質

2011年3月12日

外壁の外周はダイケンのダイライト、内部の水平力耐力壁(筋交い)として構造用合板を使用しています。
構造用合板は一般的に呼称される「ベニヤ」とは違いせん断力を実験で確認されている合板です。
見た目は仕上げの荒い「ベニヤ」にしか見えないため水に弱いと疎まれることがありますが、相変わらず安価で有効な耐力壁の構成材料です。

ポイントは、構造用合板の材質と釘の仕様と打つピッチです。

特に打ち込むピッチは実験で確かめられ値では150mm以下であることが求められていますが、100mm以下となるように打ち込んでいます。
合板の厚さも7.5mmのところを12mmを使用しています。

これは釘の長さ間違い、めり込みなどによる耐力の低下を担保するためです。
断熱力や気密は建物の耐力が低下で同時に低下しますから、やはり重要なチェック項目なのです。

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2011年07月19日

玄関の上がり框

2011年3月17日

玄関の正面の上がり框はケヤキの無垢材を使用します。
どんな材料を使うかは現物を木材倉庫まで確認に行くことにしていますが、今回も建築主さんも参加して見聞です。

スケールの置かれている部分が玄関正面に見えてくる部分ですが、木目が正面になるように向きを決めてオスモのクリア塗装で仕上げると自然な艶が出てこれ見よがしの感じにはならず、玄関のインテリアを引き立ててくれることと思います。

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2011年07月21日

車庫の屋根構造

2011年3月28日

車庫の入り口の幅は8.3m程あり、一般的な住宅の車庫より広いのです。
木造の在来工法で集成材といって大スパン用の材料を使用しないで構造を組み上げる工夫をしました。
ご覧のように中央でトラスを組み直交方向の梁を力学的に吊り上げてくれていてくれるような形になっています。

建築主さんからは「車庫というより地震のときの避難所にもなるほどの頑丈さですね」という感想をいただきました。

この日はトラスの金物の取り付け具合を見に来ました。

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2011年07月23日

足場を解体して全景

2011年3月31日

足場が外れましたのでここで全景をお見せします。
工程半ばで敷地周囲をまったり歩いてみて建物の見え具合を確認してみるのも気持ちが落ち着いていいものです。

敷地の南東の隅からの画像です。

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車庫のある北側の市道からの画像です。

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2011年07月26日

銘木の検査

2011年4月2日

床の間の床柱は杉の絞り丸太、床の間の地板と床框はケヤキ、玄関の天井板は杉の柾目板、などの木の内装材を銘木といいますが、これらもやはり現物を問屋さんの倉庫で確認しておきます。

価値観は人によって捕らえ方が違いますが、この建物ならばこれだ、というバランス感覚が重要な要素です。

現場関係者も集合して、工程や反省点、意見を整理する場にもなって、そちらのバランスもここで調整しておきます。

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2011年07月28日

杉の天井板

2011年4月6日

2階の天井は全面が勾配天井で杉の化粧板です。

一部屋ごとに天井を打ち上げてゆくよりも2階全体をワンルームと考えて、あるいは家全体をワンルームと見て間取りを工夫するという発想はエネルギーを大切にする時代にマッチしています。

杉板はご覧のように気持ちの良い美しい無地に近い材料が揃いました。
見ていても気持ちの良いものです。

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居間の天井部分の天窓部分の杉板を張っています。

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2011年07月31日

床のフローリング張り

2011年4月9日

床のフローリング張りが始まっています。
材料は無垢のカバ材ですが、あまり聞いたこと無いという方が多いのではないでしょうか。
フローリングには「洋」のイメージをお持ちの方が多いと思いますが、カバ材は和風のフローリングです。
色も白すぎず、うっすらとした上品な赤みを残し、無垢材にありがちな傷もつきにくく、室内を明るい雰囲気を出してくれて、ユニバーサルデザインにはお奨めの材質です。

この日は大工さんと建具のフラットレールの納め方をフローリングに埋まるように、上部がフローリングより出ることの無いようにと、打ち合わせに行きました。

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2011年08月03日

玄関のアプローチ

2011年4月14日

足場が解体された後の現場チェックでは、内装仕上げの材料を現場の状況を踏まえたうえでの再検討と同時に外構や庭園の仕上げ方について、現場へ足を運ぶたびに考えることが重要です。

道路から北へのアプローチの延長線に表門を作り、その引き戸を入って右を向くと玄関があるという演出がしてあります。
京都の町屋の露地を思い浮かべて平面プランを計画してこのようになりました。

右側の車庫の居室と、左側の浴室洗面所の部分との間隔寸法を踏まえて、どのような仕上がりが「露地」のイメージとしてふさわしいかを考えています。

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2011年08月05日

玄関ホールの窓

2011年4月14日

玄関に立つとご覧のような嵌め殺しのサッシが迎えてくれます、ホールは南北に長く、北が車庫に繋がり南へは和室そして居間へと繋がります。
見えているのは西隣の敷地ですが、間隔が1m程あり目隠しの竹塀にて坪庭のようにしてホール側の空間として取り込む形です。

西側の窓ですから明るさの確保はもちろん期待していますが、夏には西日の日射による熱を遮るブラインドの役目をさせるには何がよさそうかを考えながら眺めていた日です。

下の画像は玄関ホールから車庫へ抜けるアルミの引き戸ですが、ここで気密の境界ラインとするためにA4等級のサッシとしています。

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2011年08月08日

家具工場の見学

2011年4月15日

造り付けの家具は、2階の洋室内のテーブル兼収納や1階の収納などですが、家具工場で表面材の見本の確認と製作図のチェックを建築主さんを交えて行った日した。

家具の出来不出来が部屋の価値を最後に決定してしまうこともあります、工程のこの段階に家具やクロスや珪藻土など内装に関連する事柄は見本を用意して現場主義で進める必要があります。

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2011年08月10日

杉パネルの仕上げ

2011年4月19日

居間の吹き抜けの2階廊下となる上部には、杉の化粧パネルの一種で「Jパネル」という水平構面材として水平方向の剛性を確保できる製品を使用します。

構造計算では吹き抜けのこの位置に取り付けることによって、吹き抜けによる剛性の低下をフォローできることが確認されています。

杉パネルの美しい杢目も気持ちのいいものですが、構造上の安心感と小屋裏にちょっとした物置が出来るという嬉しい一面の見逃せません。

素材は杉の無垢材ですから、完全な無地というわけにはいきませんが、癒してくれる香りや色はやはり好きですね。

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2011年08月13日

車庫のアルミ引き戸

2011年4月22日

車庫の引き戸が取り付いた日です。
製作図や施錠や引き手やレールなど見本の選定、種々の手続きを経て現場に運び込まれてみての確認です。
動きや施錠の具合など、片側6枚の引き込み戸ですから例が少ないだけに実際の使い勝手については現場で触ってみることになりました。

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2011年08月15日

内装下地の進行具合

2011年4月26日

内装の下地については、シックハウスが問題になってからは、特にプラスターボードや無垢材、珪藻土類のような規制対象外で揮発系有害物質成分配合の可能性の低い材料を使っています。
材料メーカーもそのような素材のバリエーションを増やす傾向にあり、良い傾向ではないでしょうか。

壁や天井の下地はヒノキ柱にプラスターボードやラスボード、床はF☆☆☆☆の合板下地に無垢の根太です。

1階の中央部に位置する吹き抜けのある居間にもカバのフローリングが張られてゆき、部屋ごとの輪郭が浮かび上がってくる段階にきています。

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2011年08月23日

庭園の素材

2011年4月26日

北側の駐車場や表門から玄関にいたるアプローチ、玄関ホール西の坪庭、浴室前の坪庭、和室南の石庭、そしてテラス南の庭と、周囲には大小の庭園がちりばめられて生活の場面場面で視界に入ってくるように仕掛けられています。

建築主さんの既存の住宅にあった石や樹木のうち、親しみや思い出のあるものを踏み石や飛び石や低木として新しいそれぞれに調和させます。

画像は浴室の前庭の目隠し塀を施工中の様子と、和室から南の庭を額縁よろしく切り取った絵になるようにというところですが、職人さんが作業している絵になっているようです。

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2011年08月27日

配管の維持管理

2011年4月30日

住宅の人体の循環器のような存在、給水管や給湯管は配水管に比べると何らかの事情で交換や点検の必要が出てくる場面があることでしょう。

地下の物置は居間の前のホールの床下、ユニットバスやトイレなどの並ぶ隣に位置しています。

ご覧のように地下の物入れからはこれら設備のサヤ管の集合部分、ヘッダーが納められており、いつでも見える状態にしてあります。
どの配管がどこのものかをネーム入りで表示されているのが分かるでしょうか?

もちろんそれらの点検や修理が頻繁に起こっては困るのですが、基礎断熱では床下は室内空間で外気が入ることは少ないため、あえて床下を覗けるような構造にしたということです。

なお壁は外せるような施工をして仕上げておく予定で、画像は工事中のものです。

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2011年08月29日

玄関地窓の化粧木

2011年5月11日

玄関の西側には坪庭を望む地窓がありますが横の長さを廊下の距離に近いほうがインパクトがあって良いと考えていましたが、そのデザイン性を優先するために壁の耐力を落とすことは出来ません。

そんな意味合いのある柱ですよ・・・とその場所にはこぶしを振り上げたような柱を構造柱の前に増設して化粧の柱として残しておくことにしてあります。

こういった柱は現場を担当していただく材木屋さんにどのような材料が適切かを大工さんと現場監督さんの取り付ける上での参考意見を聞きつつ決定するのが常です。

この日は提案してくれた材料を倉庫に出向いて確認に行きました。

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後日、設置された化粧木を見に行ってみました、全体の状況が分かります。

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2011年09月02日

2階の家具取付け

2011年5月12日

家具は住宅の中でも便器や洗面化粧台、ユニットバス、キッチン、手すりなどのように人の肌に直接触れる時間が永く、人が親しみを感じる身近な存在です。

組立図を何度も書き直したり仕様の材料確認や予算との釣り合いも確認しながら進めてきた家具の製作が完了して現場に取付けが完了した日です。

2階のこの部屋は建築主さんの趣味の部屋でもありパソコン、オーディオ、クローゼット、机などの収納機能も合理的に組み込んだステーションのような家具です。


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2011年09月04日

杉パネルの取り付け

2011年5月14日

居間の吹き抜けには2階廊下の手すりがありますが、手すりは壁を起こして廊下側はオープンの可動棚にして本などの化粧の収納として、吹き抜け側は杉のパネルを張る計画になっていました。

杉のパネルは無垢材の杉を厚さ37mmの縦に継ぎ合わせた集成材になっており、化粧で使用しても無垢材でありがちな反りが出ることも無く、ご覧のような杉特有の赤身と白身のやさしい木目が交互に出ています。
他の部分の珪藻土の塗り仕上げとマッチさせると落ち着きのある空間を作ってくれて、実はよく採用する手法です。

この日は現場で仮に取り付けてみて手すりや棚、壁との納まりの具合を打ち合わせしにきました。

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2011年09月08日

システムキッチンの取付け

2011年5月17日

システムキッチンはドイツのノビリアの製品です。
日本の製品にはない頑固さを感じます、具体的には扉や引き出しの丈夫さ、取り付け金物やかご類などの金物部材のサイズや仕組み動きの工夫。

食器洗い機はミーレというメーカーですが、日本のメーカーならば部品の数や電子部品の機能性で洗うという仕事を完結させることを優先していますが、ミーレはそれだけにとどまるだけでなく機構を単純化して永年の使用に耐えることや容量の大きさ、用途の多様性や省エネ性、静粛性などにも力点をおいてあるようです。

確かに安価ではないですが、お奨めの製品です。

本当は設置工事中の様子を見たかったのですが、この日は設置完了の報告を受けて現場を見に来た日です。

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2011年09月15日

階段に組み込まれた秘密

2011年5月23日

階段は、両サイドをササラ桁に挟まれて踏み板と蹴込み板が納まる箱階段部分とプストリップ階段といって踏み板が宙に浮いたように桁板で受けられている部分とで構成されています。

箱階段の廊下側には千本格子が取り付けられますがストリップ部分との繋ぎ目には直下にある地下収納の採光窓を組み込むという役目があるのです。

それらの納まり全体が階段という役割とインテリアの飾りという役割を果たしてくれるようにという思いから出来た形です。

居間の中にある斜め方向の階段部材を隠して縦と横の線で包んでしまうという方法は「和風」を作ってくれます。

大工さんとの納まり打ち合わせがうまくいっていたかを確認に来た日です。

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2011年09月18日

吹き抜けのカウンター手すり

2011年5月26日

2階の吹き抜けに面しての廊下の施工が進行しています。

吹き抜け側には当然手すりが必要です、通常の手すりは危険防止のためですが、下を覗いてしまう手すりではなく開放型の収納に兼用できる手すりにする計画です。

危険を感じることのないよう足元をオープンにしたくないという設計経験上の思い、2階にいても吹き抜けの存在感を薄くしたいという思い、杉のパネルを固定をシッカリしたものにしたいという思いも手伝ってこのような納まりを建築主さんに提案して承認していただきました。

ご覧のように下地の固定が完了したら家具工事でオープンの本棚を製作して嵌めこむことになっています。

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2011年10月03日

外観遠景

2011年5月26日

久しぶりに敷地の周囲を歩いてみました。

北側の市道からのアプローチからと東側の畑を隔てたところに南北に通る市道からの遠景です。

現場を監理していると細部の納まりばかりがピックアップされて、見落としていることが無いかを確かめるには敷地周囲を歩いてみることです。

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2011年10月18日

サンゲツショールームの見学

2011年6月4日

建築主さんに現場の理解を深めていただく意味で希望があれば同行することもあります。

この日は名古屋のサンゲツという内装材全般にわたって納入業者のショールームへ見学に来ています。

実際の大きさに近い実物見本を見たり手に触れたり出来るためたいへん参考になりますが、ついつい高価なものに眼についてしまうのは人情かもしれません。

あくまで種々条件のバランスを考慮してのアドバイスが設計者の役割といえます。

玄関の横長の地窓に吊るすブラインドやカーテンのドレープとレースを見ているところです。

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2011年10月22日

壁の下地調整

2011年6月8日

壁の仕上げは珪藻土の塗り仕上げになっています。

下地はプラスターボード、パテで下地均しの作業中です。

工程がこの段階まできていると部屋のボリューム感もつかめて完成という現実が迫ってきています。

建築主さんは入居に向けての種々の準備、私たち工事関係者は仕上げの精度を目前に神経質なチェックに追われていろいろと忙しくなってきます。

この珪藻土の仕上がりなども左官屋さんのセンスに大きく左右される可能性のある工程です。


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2011年10月26日

珪藻土塗り工事

2011年6月15日

居間は壁、天井共珪藻土塗りです、左官屋さんの工事が始まりました。

見ている分には簡単そうに見えますが珪藻土は慣れていないと均一にテクスチャーを出すのは難しいようです。

製品は四国化成のけいそうモダンコートといって技量の良し悪しに関係なく塗り上げられるというメーカーさんの説明ですが、理屈どおりにはいかないのが現場です。

それでも使いたいのはクロスなどの貼り材にはない自然な味わいがあるからです。

設計図では家具の後ろや人の手が当たりそうな箇所はクロスになっていましたが、現場を眺めていると全面を珪藻土にすることに方針を変えた経緯もあります。

玄関や和室などはより土の顔をしているジュラク仕上げとなる珪藻土を使用します。

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2011年11月04日

テラスの石張りや門の基礎

2011年6月17日

居間の南には奥行き2メートル程度、腰掛けられるほどの高さの再生材料で作られる木製テラス、そのさらに南側にご覧のような石張りを乱張りにしてあります。

ちょっと懐かしい張り方ですが気取りが無く気に入っています。

テーブルや椅子を出して、家族や親戚で集まったときなど外で食事が出来るようなスペースを作っておいて欲しいという建築主さんの要望に沿ったものです。

表門が建つ右脇には住宅の東通路のサービス部分、その足元をアプローチの正面からの目隠しのように鉄平石積みのような化粧ブロックを積みます。

この日はその基礎を打設していました、こうして外構も着々と進んでいます。

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2011年11月08日

クロスの仕上げ

2011年6月17日

車庫と同じ屋根の下には書道塾のクロス仕上げが進められています。

車庫と書道塾のある棟とは屋根、壁と開口部はアルミの気密性のある引き戸で区切られています。

車庫のように外気に開放されることの多い部屋と、気密性を確保して換気扇などで室内環境を微妙に管理しなければならない住宅部分とは、断熱性と気密性の面でも区切る必要があるためです。

仕上げも住宅部分と変える意味はありませんが、実用性の高い部屋となるためメンテナンスの容易なクロス貼りとしました。

おばあちゃんの部屋もクロスの仕上げが終わり、家具が取り付けられています。

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2011年11月14日

引き込みポールと街灯

2011年6月17日

車庫の西北の隅には電気の引き込みポールが建ちました。

手前のは仮設用、紙巻がされているのが固定の引き込みポールです。

一般的に多く見られるのは直接軒先に引込み線が取り付けられている状態ですが、電力だけでなく電話やケーブルテレビなども次々と軒先や外壁に取り付けられると、まるで建物がアクセサリー選びの下手くそな若者のようになって見られたものではありません。

将来のメンテナンスに備えることを考えても、やはり建物とは別に引き込み用のポールを建てて、種々の引き込みをまとめたうえでアンテナやパラボラもまとめてしまうという考え方が良いようです。

それらは地中の配管内を配線して建物内に繋がれるという方法が今回も行われます。

特筆したいのは、役所にお勤めの建築主さんらしいアイデアは、夜は周囲に明かりの少ないこの地区のことを思い、ポールに明るさセンサー付の防犯灯を取り付けておくということです。

もちろん大賛成でした。

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2011年11月20日

照明器具の役割

2011年6月23日

照明器具の取付けが始まりました。

設計時点ではメーカーの照度提案をベースに内装に合わせて入れ替えを行って図面を仕上げておきますが、現場監理では現場での内装の色具合や空間の大きさ、建築主さんの思いも踏まえて再度選定を見直してみます。

照明は明るさが確保できれば良いというものでもなくて、空間の印象を決定する大切な要素のひとつでもあります。

何度も繰り返してきた住宅の設計監理の経験のなかで、これはいい照明だと評価しているものはやはり何年経っても廃盤になっていないものです。
気に入って何度も採用しているものもあります。

空間のアクセントにするものと、完全に脇役として目立たない存在にするものを使い分けて選定をすることにしています。

取付けが始まる日は、その確認の日でもあります。

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2011年12月04日

ウエスタンレッドシダーの通路

2011年6月24日

住宅の東側、お隣の柿畑との間は車庫から住宅の裏玄関へ、裏玄関から南の庭へと、庭のメンテナンスや家事などでいちばんお世話になる通路なのでしょう。

東の柿畑との間の塀は閉塞感の強くて高いものは通風も防犯上も良くないということから、ウエスタンレッドシダーでシンプルな横格子とすることになりました。

ウエスタンレッドシダーは北米産の高木、杉のような顔をしていますがヒノキ科の仲間とか、水にも強く狂いも少なく、南洋種のような樹液の垂れも少ないようです。

加工も比較的楽なようですから使ってみることにしました。

設計当初は、建築主さんの趣味を生かしてご自分で組み立てるということでしたが、住宅の最後の仕上げ仕事、引越しや、前の家の整理、事務的な手続きと、お忙しいこととなり、ご覧のように大工さんの仕事になってしまったようです。

室内から見える塀のたたずまいがお隣の柿木が借景になったり、南の庭も西の隣家の大きな松が借景になったりして、周囲が適度の開けており、住みやすい環境を予感させています。

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