« 引き込みポールと街灯 | メイン | 寝室の天井 »

納戸の壁の向こう側

2011年2月28日

1階の東西の廊下の西詰めに納戸があります。

画像を見ていただくと何の変哲も無い納戸の内装が写っているだけ、けれども分からない苦労が隠れています。

2階建て木造軸組工法の下屋(2階建ての平屋部分)部分は地震時のときには2階建て部分と一体になって揺れに耐えてくれる重要な部分です。

地面の揺れがしっかり2階部分に受け渡せるように、基礎の増し打ちや柱梁の金物、耐力壁の補強張りだけでなく最も忘れがちな小屋部分の鉄筋ブレスと補強火打ちです。

そして西端の温度差の激しい外壁の裏側に当たるこの部屋、通風も良くない場所にあるため、既設の土壁の外側には熱抵抗の大きな断熱ボードを張りつけ、足元の基礎にも発泡系のアイシネン断熱材で熱補強もしてあります。

こんな無機質な内装の部屋ですが、普段は見ること無いしかし家庭の大切なものを収納、かつ守ってくれる重要な部屋です。

工事の当事者としては「ここまで仕上がったか」と感慨です。

nando_110228.jpg

Copyright 2006 © (株)すぎはら設計 All Right Reserved.