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2011年09月 アーカイブ

2011年09月01日

システムキッチンの取付け

2010年11月29日

システムキッチンはドイツのノビリアというメーカーです。
「メイドインジャパン」という言葉が示す日本製の信頼度は今も生きていると思いますが、経済や流通のグローバル化は想像以上のスピードで進んでいます。

私自身も以前からいろいろなメーカーを見ている中で、その個性や製作の考え方を知っていたこのメーカー、建築主さんに設計の初期段階でショールームの見学をお奨めしましたが、「やはり気に入っていただいたか」という感想です。
何十年も使い続けて欲しいというドイツのクラフトマンシップがアチコチにちりばめられています。

ダイニングキッチンの正面、北面のキッチンが並べられる位置の施工がスタートしました。
フルオーダーですからミリ単位の施工図面を挟んで現場でのノビリアさんと現場監督さん立会いの打ち合わせが何度か繰り返されました。

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2011年09月02日

2階の家具取付け

2011年5月12日

家具は住宅の中でも便器や洗面化粧台、ユニットバス、キッチン、手すりなどのように人の肌に直接触れる時間が永く、人が親しみを感じる身近な存在です。

組立図を何度も書き直したり仕様の材料確認や予算との釣り合いも確認しながら進めてきた家具の製作が完了して現場に取付けが完了した日です。

2階のこの部屋は建築主さんの趣味の部屋でもありパソコン、オーディオ、クローゼット、机などの収納機能も合理的に組み込んだステーションのような家具です。


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2011年09月03日

北庭の工事開始

2010年12月3日

北庭は既設の蔵との挟まれた空間で、作りこまれた南の庭が華やかなだけにサービススペースとしての存在感も踏まえて禅宗的な直線的ですっきりシンプルな方が良いように考えていました。

ミカゲ石をタテに埋め込み段差を吸収して排水は思い切って側溝を入れてあります。

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2011年09月04日

杉パネルの取り付け

2011年5月14日

居間の吹き抜けには2階廊下の手すりがありますが、手すりは壁を起こして廊下側はオープンの可動棚にして本などの化粧の収納として、吹き抜け側は杉のパネルを張る計画になっていました。

杉のパネルは無垢材の杉を厚さ37mmの縦に継ぎ合わせた集成材になっており、化粧で使用しても無垢材でありがちな反りが出ることも無く、ご覧のような杉特有の赤身と白身のやさしい木目が交互に出ています。
他の部分の珪藻土の塗り仕上げとマッチさせると落ち着きのある空間を作ってくれて、実はよく採用する手法です。

この日は現場で仮に取り付けてみて手すりや棚、壁との納まりの具合を打ち合わせしにきました。

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2011年09月07日

北側よりの見え方

2010年12月7日

敷地の北端には蔵があり廻りこむように町道が北に向かってスロープのように降りていきます。
道路からは画像のような見え方になり南からの絵とはまるで印象の違う見え方になりますが、石垣に迫りすぎていないためヨウ壁の緊迫感に心配するようなことはなさそうです。

画像のように石垣の上の立ち上がりに新しい塀が完成すると足元が隠れて、その向こうの建物の存在が不明確なくらいがいいように思えてきました。
どこかの有名な建築家さんの自然の中に「建築を消す」という行為はこれか、と、感じた日です。

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2011年09月08日

システムキッチンの取付け

2011年5月17日

システムキッチンはドイツのノビリアの製品です。
日本の製品にはない頑固さを感じます、具体的には扉や引き出しの丈夫さ、取り付け金物やかご類などの金物部材のサイズや仕組み動きの工夫。

食器洗い機はミーレというメーカーですが、日本のメーカーならば部品の数や電子部品の機能性で洗うという仕事を完結させることを優先していますが、ミーレはそれだけにとどまるだけでなく機構を単純化して永年の使用に耐えることや容量の大きさ、用途の多様性や省エネ性、静粛性などにも力点をおいてあるようです。

確かに安価ではないですが、お奨めの製品です。

本当は設置工事中の様子を見たかったのですが、この日は設置完了の報告を受けて現場を見に来た日です。

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2011年09月13日

古くて新しいケヤキの胴差し

2010年12月28日

木造の伝統工法は地震力による水平方向の力に対して強力で故人の知恵の生きた武器があります。

木は誰もがご存知のように鉄のような硬さが無く柔らかくめり込む性質があり、縦に並ぶ柱の高さの違う位置で横方向に何箇所か繋いでおくことで柔らかく横揺れを吸収し、これを発揮できているのではないでしょうか。

大黒柱や通し柱、それらを梁の下段で繋ぎ室内に「私がここにいるよ」と言わんばかりに姿を現している胴差しを見るたびに「いやー、ここにもあった、よくぞ頑張っていてくれた」と。

そんな胴差しを何代にもわたって磨き慈しんできてみえる建築主さんの思いを、生き返らせてあげたいと思うのは建築を志している人間であれば共通でしょう。

樹齢はおそらく100年以上、であればその構造上の耐力はそれと同じくらいは衰えることはないとかの西岡常一さんがおっしゃっていました。

居間と書斎の間や書斎の北側、和室の間仕切り境など、全てのケヤキの胴差しを化粧で残す納まりを何箇所も残すU_houseのデザインの特徴としないわけにはいきません。

その納まりの現場確認の日です。

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2011年09月15日

階段に組み込まれた秘密

2011年5月23日

階段は、両サイドをササラ桁に挟まれて踏み板と蹴込み板が納まる箱階段部分とプストリップ階段といって踏み板が宙に浮いたように桁板で受けられている部分とで構成されています。

箱階段の廊下側には千本格子が取り付けられますがストリップ部分との繋ぎ目には直下にある地下収納の採光窓を組み込むという役目があるのです。

それらの納まり全体が階段という役割とインテリアの飾りという役割を果たしてくれるようにという思いから出来た形です。

居間の中にある斜め方向の階段部材を隠して縦と横の線で包んでしまうという方法は「和風」を作ってくれます。

大工さんとの納まり打ち合わせがうまくいっていたかを確認に来た日です。

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2011年09月16日

アプローチの修正施工

2011年1月11日

南の表門から車庫の東脇を抜けて玄関までのアプローチは、ミカゲ石小バツリの敷石です。

玄関正面のポーチ部分は、今回の工事で新しい玄関の大きさとバランスの良いように再施工します。

画像は影が永く伸びた芸術作品のようになっています、アプローチとポーチのバランスが旨くいっているかを評価しあっているところです。

実は「敷石はポーチに接続する部分では斜め切りしないほうが自然なのではないか」と建築主さんからの指摘があったからです。

確かに乱張りのようなのが良いように思えます、ここは再施工の必要がありそうです。

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2011年09月18日

吹き抜けのカウンター手すり

2011年5月26日

2階の吹き抜けに面しての廊下の施工が進行しています。

吹き抜け側には当然手すりが必要です、通常の手すりは危険防止のためですが、下を覗いてしまう手すりではなく開放型の収納に兼用できる手すりにする計画です。

危険を感じることのないよう足元をオープンにしたくないという設計経験上の思い、2階にいても吹き抜けの存在感を薄くしたいという思い、杉のパネルを固定をシッカリしたものにしたいという思いも手伝ってこのような納まりを建築主さんに提案して承認していただきました。

ご覧のように下地の固定が完了したら家具工事でオープンの本棚を製作して嵌めこむことになっています。

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About 2011年09月

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